どうしたらいいんだろう。きみには、わからないかもしれない。ものごとにたいするたいどがちがうからね。ぼくは、いまこはんのあとりえなんかをよもうかとおもっている。といっても、ごごまでつづくかどうかわからない。なんとなく、へっせのさくひんをよみたいようなきになっている。しさしぶりのことだ。よんだやつは、よみたくない。そういえば、むかしよんだ。　　　　ぼくは、いま、どうしたらいいかわからない。ともかく、ふだついたこころだ。なっとくできねぇな〃ってきぶんだ。ぼくは、にちようびのごごがきらいだから、これからどうなるかわからない。なっとくできないというのは、しつこいようだが、じゅうにねんのながきにわたってぼくをくるしめてきたあにきのそうおんのことだ。あいつは、そんなことをしっちゃいないが、ぼくはおぼえている。　だって、ぼくのかいしゃくにすれば、ぼくがこうなったこと、あるいは、ぼくがあんなきもちでくらさなければならなかったことにたいして、ただいなせきにんがあるのだから。それよりもなによりも、ぼくのちゅうがく、こうこう、そのまえのしょうがっこうをふくめて、なんとも、うすよごれたせいかつだったことよ。ぼくのせかいは、はやくもあのころから、だいなしになっていた。ひとつには、そうおんだ。それよりも・・・とぼくは、かこうとした・・　つまり、それは、せいかつそのものがすぽいるされたというか、・・・　つまり、ぼくは、　このよが、きにくわないのさ。おおいにきにくわない。なんとも、がまんできないせかいだ。じゃ、このよでなければ、ぼくのせいかつ・　　か、　　ぼくの、みてきたこと。ぼくのみてきた、がっこう、ともだちのせかい、いえ、　といったものが、ことごとくきにくわない。すべてがすぽいるされてしまった。ひとつには、そうおんで、・・　しかし、それにもまして、やっぱり、きにくわないのだ。　　ほかのいえのこのくらしはしらないが、たとえ、そうだとしても、それほどうらやむものではないだろう。そうおんにくるしめられたひびにくらべればましだろうけど。ともかく、いまのにほんのちゅうこうせいのくらしをそうぞうすると、しょうがくせいも、もちろん、ふくめてだが、　　くだらない　　　。　　　くだらないのだ。　それには、かわり、あるまい。どうにも、ぼくのみてきたすべてのせかいが、ぼくには、きにくわない。なんとも、なっとくのいかないせかいなのだ。　けっきょく、ぼくは、このよがきにくわない。すくなくても、まわりをみてそうぞうするかぎりの　　せ　い　か　つ　というものが、きにくわない。きにくわないというよりも、・、きにくわないにはちがいがないのだが、　　なんとも、まぬけなちょうしで、とりおこなわれているようなきがしてならない。もっと、げっきてきでもいいのに、　きっと、かくめいだって、にちじょうのひびだ。　こんなことは、かんけいないけどね。いってみたくなった。　　ぼくには、なっとくいかない。　　なんとも、まぬけなちょうしで、ことがはこばれるのだ。それが、なんとなく、がまんならない。ところが、それいがいがな、い。ようなきもするのもたしかなのだ。　ともかく、がまんならないので、がまんならない。　　　　　　　　　ほかのやつはきらいだ。　　ああっ、こんなちょうしでことがはこぶのでなかったなら。　　なんだか、やになる。つかれた。むかつく。　　いったいあのころのくのうはなんだったんだ。それから、いまのじょうたいは、なんだ！　なんだか、やだなー。なんだか、まぬけだ。　なんであいつらは、まぬけなんだ。なんであいつらは、まぬけなつらさげて、くらしていけんだろうなあ。　おれはいま、くそあにきのつらをおもいうかべてかいてやったんだが、あいつだって、おれのきょうだいじゃなかったら、いいやつだよ。みずしらずのやつならな。ところが、こっちには、いんねんがある。ちくしょう、　たまんないね。　ぼくは、がまんならないし、たとえ、じごくにつきおとされても、あいつらは、ゆるしてやんない。　そこで、おれは、つかれる。　　なんだか、ほんとうに、つかれる。　　それが、ぼくのにちじょうであって、せいかつだった。　　　あとは、ほかには、　　なんにもないのだ。これがぼくのにちじょうのひびなら、そこからせかいがみちびきだせされる！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ああっ、まったく、・・　どうなるんだろう。まったく、けんとうがつかない。すべてうっちゃっとくか。　そう、うちゃっとければね。　けど、ぼくは、たまらない。うっちゃっておくのも、たまらない。なんとも、そういうしょうねにできあがっているらしい。　　ところで、ぼくは、ひどく、まよっている。　　なんとか、できたなら、　　そう、なんとか、できたなら。　　　　しかし、だめだ　。　ぼくのおもいはとおくにとんでいってしまう。　　ぼくに、それができるだろうか。　いったい、ぼくに、それができるだろうか。　いな、ぼくには、できないだろう。いや、できるかもしれない。　　いや・・　　おれは、なんてむだなことをかんがえているんだろう。


　　ともかく、だめだ、だめだ、だめだ！！　　しかし、つかれた。しかし、おちつけない。　ともかくだめだ。


　　　　　　　　　　　けっ、　なにも、・・　だめだ。